Windowsセキュリティ(Windows Defender)について

個人ユーザー向けWindows7のサポートが2020年1月14日をもって終了し、Windows10が主流になりました。
セキュリティ対策の面から言って、Windows10の使い心地はどうなのでしょうか?

Windows10には「Windows Defender」と呼ばれるセキュリティ対策機能が搭載されています。
ただ単にメールを送受信したりWebを閲覧したりするだけなら、これだけでセキュリティ対策は大丈夫だと言われています。

Windows Defenderというのは、Windowsの旧バージョンでは「Microsoft Security Essentials」と呼ばれていました。
Windowsセキュリティを有効にするためには、まず画面左下にあるWindowsボタン(スタートボタン)をクリックし、メニューから「設定」を選択します。
次に設定画面から「更新とセキュリティ」、「Windowsセキュリティ」を順にクリックし、「ウイルスと脅威の防止」をクリッ各保護機能をONにします。

Windowsセキュリティは万能ではない

Windowsセキュリティには、ウイルスと脅威の防止の他にファイアウォールとネットワークを保護したり、アプリとブラウザをコントロールする機能が備わっています。
また、デバイスのセキュリティやパフォーマンスと正常性を保つのにも役立っています。
とはいえ、有料のウイルス対策ソフトと比較するとまだまだ不十分な点があることも確かです。

誤検知も全くないわけではなく、例えば「Lhaplus」や「TeraTerm」などといったソフトがマルウェアと判定されたケースも2017年に報告されています。
さらに詳しく見ていくと、Windowsセキュリティには迷惑メール対策やパスワード管理、ネットバンク保護強化など、インターネットを安全に使う上で欠かせない機能が搭載されていないことが分かります。

ですから、ネットショッピングを頻繁にする人や、インターネットバンキングを利用することの多い人は、専門のセキュリティソフトをインストールした方が無難です。
ひとつだけ注意したいのは、セキュリティソフトとWindowsセキュリティを並行して使うことはできないということです。

他のセキュリティソフトをインストールすると、Windowsセキュリティはその時点で無効になります。
パソコンとスマホを適宜使い分けている人は多いと思いますが、パソコンやスマホ最大3台までに利用できるマルチデバイスなセキュリティソフト「常時安全セキュリティ24」などの使用がおすすめです。