WEBカメラの危険性とその対策方法について

防犯のために使っているWEBカメラには危険もある

最近では防犯のために自宅にWEBカメラを設置しているという家庭もあります。
昔よりもリーズナブルになり機能も充実したことで、防犯カメラや映像配信に使われるだけでなく小さな子供やペットの見守りとしても使われるようになり普及をしているアイテムです。

しかし、便利な一方でWEBカメラには危険もあります。
使用する際には特に注意が必要です。

WEBカメラで起こりうるトラブル

WEBカメラというのは24時間常にインターネットに接続して稼働をしています。
そのためきちんとセキュリティを万全にしていないとプライバシーの情報や機密情報を外部に漏らしてしまう可能性があるのです。

特に2014年には世界中の防犯カメラ映像を覗き見るサイトがあるということが話題になり問題となりました。
このサイトはインターネットに接続されているWEBカメラを探し初期パスワードを入寮して接続を試みて盗撮をしたものであり、日本でも大手コンビニエンスストアの防犯カメラ映像が公開されました。
しっかりとセキュリティ管理をしていないと盗撮されるだけでなく、その中の映像から空き巣や強姦被害に遭う可能性もあるので注意をしておきましょう。

スマートフォンやパソコンのインカメラも注意を

WEBカメラはスマートフォンやパソコンにも搭載されています。
そのためウィルス感染や不正アクセスによって勝手に操作をされると自分の知らない間にいろいろな映像を撮影されてしまう可能性があるのです。

ただ撮影されるだけでも気持ち悪いですが、その写真をインターネット上に拡散されたり脅す材料にされたりすることも増えています。
そこでWEBカメラの対策というのは手持ちのスマートフォンやパソコンにも必要なのです。

WEBカメラを悪用されないためのポイント

このような危険から身を守るためにはいくつかのことをしておく必要があります。
まずはパスワードの設定です。

初期パスワードのままにしておかず新たなものに設定するのですが誕生日など特定されやすいものは避けましょう。
また、すべての機器でのパスワードを同じにするのではなく一つひとつ面倒でも変えることが重要です。

次に定期的にウイルスチェックを行うことです。
また、いつウイルスに感染するかわからないので怪しいメールや添付ファイルは開かないようにしましょう。

もしもスマートフォンやパソコンでインカメラを使わないという場合には無効としたり亜テープを貼って塞いでしまったりするのも有効です。
何か起きてからでは遅いですから普段からできる対策は万全にしておきましょう。