日本はセキュリティ意識が低い理由

日本人はセキュリティレベルが低い

日本では多くの人が毎日たくさんパソコンを使用しています。
インターネットユーザーの数と使用頻度は世界でも特に高くて有名です。

そのような国でありながら、実は日本はインターネットへのセキュリティレベルがとても低いとしても知られています。
具体的に世界で比較するとどのくらいセキュリティレベルが低いのでしょうか。
そしてなぜそのような意識が低い状態になっているのかを考えていきます。

日本のインターネットセキュリティへの意識の低さ

日本は世界でも5本の指に入るインターネットユーザー数であると言われています。
他の国に比べると人口が圧倒的に少ないことを考えると利用率は相当なものです。

インターネットを利用している人が多いということはインターネット先進国に思われそうですが、そうではありません。
インターネットの常識力を問うテストを受けても日本は正答率が低く使いこなせているようで意外と理解ができていないのです。
セキュリティへの意識が低く、きちんと対策とその必要性が理解できている人はほとんどいないのです。

なぜ日本人のセキュリティレベルが低いのか

世界的にも日本は治安が良く安全であると言われています。
そのため危険な目にさらされた経験も少なく、自分が被害に遭うかもしれないという当事者意識が低いのです。
これはインターネットでも同様であり、自分のパソコンやアカウントが被害に遭うことはないと思っているために目立った対策をしていなかったりセキュリティについての勉強ができていなかったりしています。

また、日本は島国であり隣国の侵略という経験がありません。
そういったこともセキュリティ意識の低さに影響をしています。
常に隣国からの侵略の可能性があった国は歴史的にもセキュリティ意識が強く、インターネット環境においてもその意識が高いのです。

まずは興味を持つことから

日本人がセキュリティ意識が低いことだけを理解しても何の意味もありません。
大事なのはセキュリティ意識が低いことを理解したらセキュリティへの意識を強化すること、興味を持つことが必要です。
そこで、まずは興味を持って情報収集をすることから始めましょう。

私たちが知らないだけで国家や独立行政法人はいろいろなセキュリティに関する情報を発信しています。
具体的に行われている施策を知ることができたり自分たちですぐに行える対策も見ることが可能です。
こういったものを見て知識を得ること、できる対策からしていくことで十分対策をとることができます。

インターネットは無くてはならないものです。
そして世界中とつながっているからこそ予期せぬいろいろなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
リスクを最小限に抑えるためにも危機管理の気持ちを持ちできる対策は行っていきましょう。