子供がインターネットを利用する危険性
子供達でも防犯の観点からスマートフォンを持つことが増えていますし、勉強やゲームのためにタブレットの操作をしている子も増えています。
そうするとインターネットを介してのトラブルに子供たちが巻き込まれるケースが多発しています。
中には児童買春のような犯罪被害に遭うというケースもあり、とても危険です。
こういったものは大人の知らないところで上手に話がすすめられています。
LINEのようなコミュニティサイトを使って呼び出して未成年への淫行をするケースもあり、裸の写真や動画がインターネットで流出することもあり被害はとても甚大です。
このような被害に遭わないためには子供たちがインターネットを利用する環境について考えると同時に子供たちに危機意識を持たせることも重要です。
ただ制限をするのではなくきちんと対処法を教えておかないと後で取り返しのつかないことになる危険性もあります。
子供が勝手に動画サイトへの投稿をしていないか確認をする
小学生のなりたい職業にユーチューバーが入る時代となったことで、子供たちは自分たちで動画を掲載したいという欲求が高くなっています。
動画掲載をして話題になれば閲覧数が伸びますし学校でも人気者になることができます。
そのためただ動画を見るだけでなく投稿するようになることも少なくありません。
個人情報を動画で入れていないつもりでも、本名を思わず言ってしまったり身の回りの持ち物が写りこんでしまったりする可能性はゼロではありません。
投稿している内容に友人が個人情報を書き込んでしまうこともあり、動画を掲載してしまうと絶対に個人が特定されないとは言い切れないのです。
中にはファンの子供を装って近づいてくる大人もいます。
子供だと思って油断しているとあれこれと個人情報を聞き出されてトラブルに巻き込まれることもあり、動画を掲載するということはたくさんの危険があるのです。
元々小学生が動画を投稿することはユーチューブでは利用規約違反の行為となっています。
そのことも踏まえてきちんと子供たちに起こりうる危険を伝えておきましょう。
インターネットを利用してのお小遣い稼ぎ
中高生がポイントサイトに登録をしてお小遣い稼ぎをするということが増えています。
アンケートに答えると数円から数十円のポイントがもらえ、これが集まるとある程度のまとまったお小遣いになるのです。
アンケートの中には気軽に自分の情報を書いて悪用されてしまうこともありますし、高いポイントを集めるためにいろいろなサイトに登録をしたりカードをつくったりしてしまう危険もあります。
また、フリマアプリやオークションサイトに商品を出品してお金を稼ぐ場合も危険があります。
購入者からクレームを付けられて揉めてしまったり、やり取りをした際の個人情報が悪用されたりする可能性もあるのです。