ホームセキュリティを導入するメリット・デメリット

ホームセキュリティを検討する

昔は、ホームセキュリティに加入するのは芸能人やスポーツ選手だけであり、一般の家庭は無縁だと思われてきました。
しかし、最近ではいろいろな事件が起きており、ホームセキュリティの契約を検討する家庭も増えています。

とはいえ、多くの人のイメージは今でも「高い」とか「加入しても使うことがなかった」といったイメージも強く、本当に加入するべきなのか決めかねている人も多いです。
そこで、ここではホームセキュリティのメリットとデメリットを紹介していきます。

ホームセキュリティのメリット

ホームセキュリティのメリットといえば、万が一の時に対処をしてもらえるということです。
不審者が自宅に侵入した場合にはセンサーが感知して、すぐにライトが点灯し管理センターと契約者に通報されます。
それ以外にも、自宅にて一人で過ごしていて急に体調が悪くなったときにも、非常ボタンを押せば管理センターから家族に連絡をしてもらえたり、救急車を呼んでもらえたりします。

ホームセキュリティの比較

自宅にいるときも外出している時も、自宅の様子を見てもらえたり、異変があれば適宜連絡をもらうことができます。
いざとなったとき、すぐに対処してもらえるというのはとても心強いものですね。

また、警備会社に加入するとステッカーやシールがもらえるので、それを玄関のドアなどの目立つ場所に貼ります。
これだけでも、十分防犯効果が高いです。
理由は、空き巣はこのステッカーがあるだけですぐに侵入しやすいところは施錠されている、センサーが反応すると理解するので、警備会社のシールが貼られている家は侵入するのを避ける傾向があると言われているからです。

他にも、最近では警備会社のオプションとして、医療サポートや家事代行サービスを実施しているところもあります。
普段の生活に即して、室内カメラで子供やペットの異変が無いかを確認してくれたり、高齢者の見守りをしてくれたりといったサービスもあるので、防犯以外にも活用できる用途は様々です。

ホームセキュリティのデメリット

ホームセキュリティにもデメリットはあります。
はじめに考えられるのが、コスト面。

かかる費用は月額の使用料だけではありません。
加入するプランによって、工事費やセキュリティ機器のレンタル代金といったものもかかってきます。
最近では、リーズナブルに加入できるプランを打ち出しているところもあるものの、タダではないことは理解しておく必要があります。

次に、賃貸物件の場合には利用ができないこともあるという点です。
ホームセキュリティに加入するには、セキュリティ機器を付けなければならないですが、賃貸物件の場合にはこれを取り付けられない場合があります。
勝手に取り付けると後からトラブルになる可能性もあるので、事前に大家さんに相談をしたり、取り付け工事が不要で利用できるサービスを検討したりする必要があります。

また、こういった事前確認が必要となるため、建物に予め設置し、それを売りにする賃貸物件も増えてきています。
一般賃貸物件では少ないですが、最近の学生専用マンションや学生寮などには防防犯強化として設置されている物件が増えているようです。

地方出身の学生でも安心して一人暮らし

そもそも、ホームセキュリティとは一戸建てにしかないという印象がありますが、実は最近では学生が住む学生専用マンションや学生寮にも、防犯対策の一環として設置されています。

例えば、全国各地から多くの学生が集まるほど知名度の高い東京大学。
中でも、駒場キャンパスは若者の街・渋谷へのアクセスが良いという点もあり、東京大学の学生だけではなく他大学の学生も多く住んでいます。
その影響もあり、女子学生も安心して東京で一人暮らしができるようにと、女子学生だけが住める女子専用物件というのも増えていたり、オートロック完備という物件も多いです。

東京大学の学生寮なら学生寮.com

ここの学生寮の物件は、大手警備会社セコムと契約し、24時間体制で学生の安全を守ってくれるサービスがあります。
東京大学の駒場キャンパス付近は、治安がいいというところで有名でもありますが、やはり女性が一人で住むとなるとセキュリティ面も完備されていたほうがより安心ですよね。

このように、一般住宅だけではなく、学生寮もセキュリティ体制を完備していることから、ますますホームセキュリティの需要も増えていくことでしょう。