火災は毎日の心がけで予防できる
毎年住宅火災は1万件以上発生していると言われています。
これは放火を除く件数です。
どうしても私たちは油断してしまうものであり「我が家は大丈夫」と思いがちです。
しかし、そういった気持ちが火事を起こす原因となりますから日ごろからきちんと火災予防を心がけるようにしましょう。
火災が発生する原因
火災が起きる原因は様々です。
出火の原因を見ていくとタバコ、コンロの火、焚火、といったものが原因となることが多く、どれも心がけ一つで予防することができます。
実際に火事を起こした人たちも自分たちが当事者になるとは思っていません。
日頃のちょっとした対策で十分予防ができますから今一度普段の生活を振り返り自然と防火対策をできるよう習慣づけるようにしましょう。
調理中の防火対策
家庭での火事の原因で最も多いものの一つが調理中のコンロ火災です。
女性は調理中に複数のものを調理したり並行して他の家事も片付けたりすることも多くあります。
そうすると火元から離れてしまったり目を離してしまったりすることで火事が起こってしまうことがあるのです。
火を使っている時には必ずコンロのそばから離れないようにしましょう。
そうするだけで様子がおかしければすぐに気付けますし何か起きてもすぐに対処ができます。
次にコンロ周りの環境も火事と影響をしています。
コンロの近くにキッチンペーパーやふきんなど火が燃え移りやすいものがある場合には離すようにしましょう。
燃え移ってしまうと一気に広がる危険があります。
電化製品の取り扱いに気を付ける
自宅で火事が起きる原因として電気コードやプラグ、コンセントにホコリが溜まりプラグの差込口に電気が流れて発熱・出火をするというトラッキング現象が火事の原因となることがあります。
特にタコ足配線でたくさんのコードをつないでいたり、ホコリの溜まりやすい場所にコードを刺していたりする人は気を付けましょう。
また、電化製品の使い方を誤ることで電化製品が発火してしまうこともあります。
日頃から正しく使うことを心がけましょう。
火を使ったら必ず消火をする
最近ではタバコを吸っていない人でも自宅でアロマポットでアロマを焚いたりアロマキャンドルを灯したりして火を使うことがあります。
火を使う際には必ず消さないと火事の危険があります。
特に寝る前は火がついたままウトウトしてしまいそのまま寝てしまうことがあります。
寝てしまって火を倒してしまったりカーテンや壁紙などに燃え移ったりして火事が起こる危険もあるので必ず寝る前に消すことを習慣づけ、眠たい時には使用を控えましょう。