飲料水

もしもの時に備えて非常食を用意している家庭は多いと思います。
準備する際に悩んでしまうのが、いったいどのぐらいの量を備えておいたらいいのか、何を準備しておいたら良いのかということではないでしょうか。
基本的なアイテムに関して、備えておくべき目安の量を確認していきましょう。

まず、非常時に絶対不可欠な飲料水ですが、1日に1人3リットルが目安です。
3日分は備えておきたいので、二人家族なら「3リットル×2人×3日=18リットル」のミネラルウォーターを備えておけばいいということになります。

生活水も備えておけば安心ですが、生活水は水道水をポリタンクに貯めておくのがいちばんです。
日ごろからポリタンクに水道水を貯めておく習慣をつければ、いざという時にも慌てないですみます。

缶詰・レトルト・フリーズドライや携帯食

非常時には温めるだけで食べられるレトルト食品や、開ければそのまますぐ食べられる缶詰などが必要です。
食品類も3日分備えておくことを内閣府も推奨しています。
高層マンションに住んでいる人の場合、エレベーターが使用不可能になることも見越して7日分の食料を備えておけば安心です。

お米はアルファ米を常備しておくのがおすすめです。
アルファ米というのは、炊いたお米を乾燥させた状態で売られているもので、お湯や水を注ぐだけで食べることができる便利なものです。
このアルファ米は一人あたり4〜5食用意しておくのが目安です。
アルファ米の保存期限は約5年間ですから、時々賞味期限が切れていないかどうかをチェックするようにしましょう。

パンは乾パンの他、缶詰入りのかなり美味しいものが市販されていますので、あれこれ試してみるのも楽しいものです。
温めなくても美味しく食べられるカレーなども市販されていますから、あれこれ買っておけば非常時でも困りません。

おかずとなるレトルト食品は、6〜8食分が目安です。
インスタントラーメンやカップ味噌汁なども重宝するので、適宜用意しておくといいでしょう。
これ以外に、準備しておくと便利なのがアメやチョコレートです。
チョコレートは一人あたり2〜3枚用意しておきましょう。

食器類

非常時は水道が止まって食器を洗えないことも想定されますから、紙コップや紙皿を用意しておくと便利です。
割り箸なども、捨てずにとっておくと役に立つことがあります。
紙皿がない場合には、ラップフィルムをお皿に敷くという方法もあります。
こうすればお皿が汚れないので、水が止まっていても困ることがありません。

カセットコンロとボンベも用意しておけば、ガスが止まっても煮炊きができるので重宝します。
調理でボンベを使い切ってしまった時は、必ず早めに予備を買い換えておくようにしたいものです。