盗聴・盗撮対策のために知っておくべきこと

意外と簡単にできる盗聴・盗撮

盗聴器や盗撮カメラというのは最近では比較的簡単に入手することが可能です。
そして性能が上がっているのでその映像や音もはっきりと確認できますし、小型化が進んだことで簡単に取り付けられてしまう可能性があります。

スマートフォンが普及したことでスマートフォンが使われている手口も増えています。
ドンドンと気付かないうちに女性が盗撮や盗聴の被害に遭っている可能性は少なくありません。

興味本位で自宅や持ち物に盗聴器が設置されて盗聴や盗撮をされる場合もあれば、無差別的に更衣室で公共のトイレの中で盗聴や盗撮をされてしまうという可能性もあります。
そういった被害以外にも最近ではATMに取り付けられているものでキャッシュカードや暗証番号が盗み見られて悪用されるケースまで起きており被害は甚大です。
自分は大丈夫と思わず常に危険があることを理解しておきましょう。

盗聴器や盗撮カメラの仕掛けられる場所

盗聴器や盗撮カメラはどんどんと小型化が進んでおり、日常生活の中で簡単に気付けない場所に設置されることが増えています。
そこで定期的に取り付けられやすい場所は確認しておき不審なものがあればすぐに取り除くようにしましょう。

特に有名なのがコンセントやテーブルタップに盗聴器を組み込んでいるものや壁に取り付けられているものです。
最近の盗聴器や盗撮カメラはとても小さいので直径1センチメートルほどの穴があれば十分に設置できますし音や映像も撮影できます。
そのためポスターの裏や家電製品の脇など目につきにくいような場所に設置されていることも多いです。

日ごろ使っているものは特に注意を

普段使っている電話機がアナログ方式でコードレスタイプのものであれば危険です。
簡単な無線式で受信することができてしまうので、盗聴されている可能性があります。
デジタル式のものもリーズナブルに販売されているので早めにデジタル式のものに買い替えましょう。

また、ドアスコープが付いている家もドアスコープから家のなかが見えるタイプのものであれば危険です。
盗撮や盗聴に使われることもあるので自分が使うとき以外はテープやマグネットを使って目隠しをするようにしましょう。
同じく部屋のドアに取り付けられている郵便受けがある人も外から見えないようにカバーを付けるようにしておくと盗撮や盗聴が予防できます。

盗聴器や盗撮カメラはとても小さいですがちょっとした瞬間に気付くことも多いです。
日頃から家の掃除をこまめにしているとちょっとした変化にも気付きやすいので盗聴器やカメラが設置されていることに気付けたり、ものの置き場所が変わっていることに気付けたりします。
もしも盗聴器やカメラを見つけたらすぐに警察に届け出て被害を最小限にすることと、自宅周辺のパトロールをお願いして安心して生活できる環境を作りましょう。