宅配業者を装った不審者への対策

宅配業者だと思ったら不審者だったという被害

宅配業者を装い犯罪を犯すという事例にも注意が必要です。
特に一人暮らしの女性はこうした犯罪の標的になることが多いので、「自分は大丈夫」と思うことがないようにしましょう。

宅配業者が来ると危険を感じずにすぐドアを開けてしまうという人も多いです。
もし宅配業者を装った強盗だったら?ストーカーだったら?被害にあう危険性を考える必要があります。

女性は性犯罪の標的となることもあるので、自分だけは大丈夫、セキュリティがしっかりしているから安全と思わないことが重要です。
また対策についても深く理解しましょう。

必ず相手を確認する事が必要

今はワンルーム物件にもドアホンにカメラ機能が付いているので、来客した人についてドアを開けることなく顔を確認できます。
これによって不審者の侵入を予防できますが、宅配業者の場合、そのまま開けることは危険なのです。

もしかすると宅配業者を装っている可能性もあるので、ドアホンのカメラを確認して宅配業者であってもすぐに開けないという意識を持ちます。
ただ宅配業者であれば荷物を配達してくれたわけで、荷物を受け取ることが必要です。
この場合、送り主を確認してみます。

送り主を確認してみる

通販などで依頼した商品なら覚えがあるでしょうし、商品名やお店の名前で宅配と各印できることも多いです。
宅配業者にどこからの荷物ですか?と聞いてみて、発送している人はわからない、でも奥様宛ですなどとぼかしている時には、フルネームを言ってくださいと聞いてみるといいでしょう。

ただ相手もよく考えていることがあり、郵便物やごみなどから部屋の住人の名前、関係者を知っていたり、よく利用する通販会社を理解していることもあります。
そこまで疑わなくてもと思いますが、事件に巻き込まれないために必要な確認です。

サインをチェーン越しに行い荷物は部屋の前に置いてもらう

まだ怖いと思うことがあったり、以前ストーカー被害にあったことがあるという人は、やはり宅配業者だと認識してもドアを開けるのが不安ということもあります。
その場合、チェーンをしたままサインする伝票をもらい、ドアを開けずにサインをして荷物は玄関の前においていってくださいといえばいいでしょう。

相手がいなくなったらドアを開けて荷物を回収すれば安心です。
通常、宅配を装っている人なら、荷物の送り主の名前と商品名などをきいた時点で、疑われていることを察知して逃げていくと思いますが、しつこくドア開けて下さいよ、仕事なんだから困ると強引に開けようとした場合、警察を呼ぶことも考えましょう。

荷物のことが詳しく言えない、こちらのフルネームを言ってといってもいえない、というだけで十分不審者だとわかります。
女性の一人暮らしは、このくらい慎重になっていいと思います。