痴漢対策を覚えておく
私たちの日常ではどこで痴漢に遭うかわかりません。
昔は女性が満員電車やエレベーターで被害に遭っていましたが、最近ではほかの場所でも被害が増えていますし女性だけでなく男性が被害に遭うというケースも増えています。
痴漢に遭わないための対策は自分でもできます。
そこで、毎日の生活の中で痴漢に遭わないためにも、そして不快な思いや恐怖を味わわないためにも痴漢対策を覚えておきましょう。
痴漢の行動パターンを理解する
痴漢が現れる場所や手口はある程度ワンパターン化されています。
そこでそれを理解して行動をとれば痴漢の被害を避けることができます。
まず、もっとも多くの人が被害を経験する電車の中では経つ場所や車両選びがポイントです。
連結部近くの奥まった場所は逃げ場がないですしほかの人の目が届きにくく危険です。
また、混雑するドア付近も接触がしやすいですし犯人だとバレにくいということで危険な場所です。
そこで、立ち位置としてはできるだけ電車の中央部やドア付近でも開く側のドアに近いところを選ぶようにしましょう。
大きな駅の改札口に近い車両は万が一痴漢が見つかっても逃げやすいということで待機している痴漢も多いです。
そのため多少不便でも改札口や階段から少し離れた車両を選ぶのも一つの方法です。
意外と路上での被害も多い
痴漢の被害というと最近では40パーセント近い人が路上でも被害に遭っています。
その背景としてながらスマホをして歩いていたりイヤホンで音楽を聴いて歩いていたりする人が増えたことで痴漢が近づいたことに気付かない人が多いためです。
そこで、人通りが少ない道や暗い道を通る場合には一人で歩かないようにするのはもちろんですが、周囲の異変にすぐに気付けるようスマホを見たり音楽を聴いたりせず集中して歩くようにしましょう。
日常的にできる痴漢対策
毎日の生活で痴漢に遭わないための対策もしておきましょう。
本来は痴漢に遭遇したら声を出すことが一番ですがなかなかできないことも多いです。
実際に痴漢に遭った人の多くは怖くて声が出なかったと言っています。
そこで痴漢に遭遇しないためにも予防できることはしておきましょう。
まずは露出を控えることです。
薄手の洋服や体のラインが目立つものを着る場合には電車内だけでもカーディガンを羽織っておくほうが安全です。
次に痴漢被害に一度でも遭ったら行動パターンを変えてみましょう。
気付かぬうちにターゲットにされて何度も被害に遭う可能性もあります。
そこで、通勤時間を替えたり乗る車両を替えたりといった工夫をすると同時に歩いている時にはすぐに助けを求められるコンビニエンスストアや鋼板の場所も確認しておくと安心できます。
女性の場合には女性専用車両を積極的に利用するのもおすすめです。
それだけでも痴漢の遭遇率は下がります。