意外と知らない消火器の種類と使い方
火事が発生したら通報することと同時に初期消火が必要です。
屋内であれば点状に炎が到達するまでであれば自分たちで消火器を使って消火をすることができると言われています。
しかし、実際には火事が起きたときにすぐに消火器が使えないということも少なくありません。
消火器を使うのにモタモタしてしまうと消火活動が遅くなり被害が広がる危険もあります。
使う場面がないに越したことはないものも、万が一の時のため消火器の使い方やその種類は頭に入れておきましょう。
消火器には種類がある
消火器とひとくくりにされますが種類があります。
火災の種類によって使うものが違うので、この種類は知っておき正しく使うことが必要です。
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ただ、一般的に自宅やオフィスに置かれている消火器はどのタイプにも対応するものが設置されていることがほとんどです。
念のため事前にどのタイプの消火器であるか確認しておきましょう。
ものが燃えるのは可燃物、熱源、酸素の3つが必要です。
逆に言うとその中のひとつでも無くせばものは燃えることがありません。
つまり消化をするためには温度を下げること、可燃物を取り除くこと、火に酸素を贈らないことがポイントになります。
消火器の使い方
消火器があっても使い方がわからなければ意味がありません。
そこでいざという時のために消火器の使い方は覚えておきましょう。
まず、レバーの下をもって消火器を運びます。
レバーの下だけを持つことで消火器が誤って放射することを予防するのです。
次にです風上に立って消化に適した位置を選択しましょう。
そして火元からの距離に関しては炎の高さに対して2倍~3倍の距離の所を選びましょう。
立ち位置が決まったら安全栓を抜き消火の準備をします。
安全栓を抜いたらノズルをもって火元に向けます。
このとき炎に向けがちですが、火元に向けることを忘れないようにしましょう。
レバーを握ったら消火剤を放射していきます。
ノズルを火元に向けたままレバーを握って消火剤を出していくのですが、消火剤は数十秒しか出ません。
そこで少しでも確実に消火できるようしっかりと狙いを定め場所がずれないようにしっかりと手を固定しておきましょう。
消火器はどこに設置をするか
消火器を設置する場所は火災が起きてすぐに手の届く場所が望ましいです。
そのため自宅であればキッチンやリビングなど火災の起りそうな場所を選んで置いておきましょう。
また、消火器だけでなく火災警報器の設置も大事なことです。
火災を感知するとすぐに警報音やアナウンスで知らせてくれるので火元のすぐそばにいないときや就寝中でもすぐに気付くことができます。